TurboLinux Pro 日本語版 3.0 で、手軽に MP3 ファイルを聴く方法
次の手順で、手軽に聴けるようになります。割と簡単です。
所要時間 10 分くらい?
まだ、サウンドカードを使える状態にしていない人は、
このページで設定して
おいてください。
- mpg123 をインストールする。
- mpg123 を手軽に使うために GQmpeg をインストールする。
(ただし、最新の GQmpeg はライブラリの都合でインストールできないので、
少し古いバージョンをインストールする。)
- 1. mpg123 のアーカイブを入手する
-
http://www.mpg123.de/mpg123/
から
mpg123-0.59r-pl1.tar.gz
を取ってきます。
- 2. mpg123 のアーカイブを展開する
- tar で展開します。
% tar zxvf mpg123-0.59r-pl1.tar.gz
- 3. アーカイブを展開したディレクトリへ移動する
-
% cd mpg123-0.59r
- 4. mpg123 実行ファイルを生成する
-
% make linux-i486
- 5. root になってインストールする
-
% su root
# make install
# exit
% cd ..
- 6. mpg123 がうまくインストールされたかどうかを調べる
- 試しに、短い MP3 ファイルを聴いてみましょう。
bash などの bsh 系のシェルを使っている人は、
そのまま、
tcsh などの csh 系のシェルを使っている人は、
% rehash
してから、
% mpg123
http://shouchan.ei.tuat.ac.jp/~noike/cdefgabc.mp3
として、(この場合は、音が小さいのですが)演奏されれば、mpg123 は、
うまくインストールされています。
mpg123 だけでも MP3 ファイルを聴くことができるのですが、
手軽に MP3 ファイルを選んで聴いたり、手軽に連続演奏を行ったりするために、
GQmpeg もインストールしましょう。
- 7. GQmpeg のアーカイブを入手する
- TurboLinux Pro 日本語版 3.0 では、Gtk+ などのライブラリが古いので、
最新の GQmpeg をインストールすることが難しくなっています。
そこで、
少し古いバージョンの GQmpeg をインストールすることにします。
少し古いバージョンの GQmpeg のアーカイブは、
本家
には、もう、置いてないので、私のところにこっそりおいてあります。
gqmpeg-0.4.1.src.tgzをダウンロードしてください。
- 8. GQmpeg のアーカイブを展開する
- tar で展開します。
% tar zxvf gqmpeg-0.4.1.src.tgz
- 9. コンパイル時に参照するライブラリへリンクを張る
- root になって、シンボリック・リンクを張ります。
% su root
# ln -s /usr/lib/libjpeg.so.62.0.0 /usr/lib/libjpeg.so
# ln -s /usr/lib/libtiff.so.3.4 /usr/lib/libtiff.so
# exit
%
- 10. GQmpeg の実行ファイルを生成する
-
% make
- 11. GQmpeg をインストールする
- root になってインストールします。
% su root
# make install
# exit
%
- 12. 試しに起動してみる
- うまくインストールできているかどうか、試しに起動してみましょう。
bash などの bsh 系のシェルを使っている人は、
そのまま、
tcsh などの csh 系のシェルを使っている人は、
% rehash
してから、
% gqmpeg &
としてみてください。どうですか? 起動できましたか?
起動できれば、インストール成功です。
GQmpeg の右下の PLAYLIST ボタンをクリックして、
好みの MP3 ファイルをプレイ・リストに Add して、
連続演奏を楽しんでください。
プレイ・リストを複数作ると便利ですよ。
ご意見・ご感想・リンク希望などは
noike@fairy.ei.tuat.ac.jp
まで、お気軽にどうぞ。
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