FreeBSD(98) 2.2.x で Roland MPU-PC98(II) MIDI I/F を使えるようにする方法


1. root になります。
% su root

2. カーネル・コンフィグ・ファイル snd0 コントローラの記述をを加えます。
カーネル・コンフィグ・ファイルに

controller snd0

を加える。

3. カーネル・コンフィグ・ファイルに pcm0 デバイスか、 mss0 デバイスの記述を加えます。
PC 本体に サウンド機能がなくても、 これらのどちらかの行が必要です。

カーネル・コンフィグ・ファイルに

device pcm0 at isa? port 0xa460 irq 12 vector pcmintr



device mss0 at isa? port 0xf40 irq 12 drq 1 vector adintr

を加える。

4. カーネル・コンフィグ・ファイルに mpu0 デバイスの記述を加えます。
/usr/src/sys/i386/conf/LINT の 973 行目(近辺)の

device mpu0 at isa? port 0x330 irq 6 drq 0

の行をとってきて、 カーネル・コンフィグ・ファイルに追加するとよいでしょう。

5. mpu0 デバイスの drq 0 を削除して port, irq を適切な値に設定します。
MPU-PC98(II) の設定が、工場出荷時のままであれば、

device mpu0 at isa? port 0xe0d0 irq 6

となります。

6. カーネル・コンフィグ・ファイルのあるディレクトリに移動します。
# cd /usr/src/sys/pc98/conf

7. カーネル・コンフィグ・ファイルにしたがって、 カーネルの再構築を行う準備をします。
# config カーネル・コンフィグ・ファイル

8. カーネルを再構築するディレクトリに移動します。
# cd ../../compile/カーネル・コンフィグ・ファイル名

9. カーネルを再構築し、インストールします。
# make depend; make; make install

10. リブートし、新しいカーネルで起動します。
# reboot

これで Roland MPU-PC98(II) が利用できるようになります。
/usr/ports/audio/playmidi などで、演奏できます。

ご意見・ご感想・リンク希望などは
noike@fairy.ei.tuat.ac.jp
まで、お気軽にどうぞ。
野池の Web ページのトップページへ戻る。
小谷研究室の Web ページへ行く。
小谷研究室音楽情報処理研究班の Web ページへ行く。