進んだ使い方

Originally programmed by Takashi "takik" IKEBUCHI 2003 - 2004.
programmed by Kenzi NOIKE 2003 - 2008.

トランスポーズ(音高シフト)

 SMF to MP3， MusicXML to MP3， MML to MP3， では， トランスポーズ(音高シフト)機能が使用できます．
トランスポーズ(音高シフト) の値を指定することによって， 演奏全体の音高を半音単位で上下に移動することができます．
- の値を指定すると元の演奏データよりも低い音域の演奏に， + の値を指定すると元の演奏データよりも高い音域の演奏に変換されます
これは， 歌声 が自然に聞こえる音域になるように調整するときに便利です．


音源の選択

 MP3，WAV，AIFF, 3GP(iモーション着うた) 生成時に使用する 音源を，好みで選ぶこともできます． （現在のところ，ピアノ音源を特に充実させています．）
選択できる音源は次のとおりです．


選択できる音源とその内訳
送信フォームでの音源名 内容 容量 サウンドフォント配布元
Eawplus GM 音源，GS 音源用音色セット 25 MB http://www.linet.gr.jp/~tamuki/timidity/eawplus/
GeneralUser GS GM 音源，GS 音源用音色セット 26 MB http://www.sccmusic.250x.com/sfont/genuser/
Fazioli Fazioli Concert Grand
（PC#00, #01, #02 だけ．他は Eawplus．） 		17 MB http://www.hum.aau.dk/~bovbjerg/piano3.html
Steinway The Steinway Model C
（PC#00, #01, #02, #03 だけ．他は Eawplus．） 		29 MB http://www.hum.aau.dk/~bovbjerg/piano4.html
Splendid Grand The Steinway Model D
（PC#00, #01 だけ．#00 と #01 は同一内容．他は Eawplus．） 		72 MB http://www.soundcreationsinc.com/tech/splendid/splendid.html
ゲームボーイ サウンドフォント ASIA LUNAR （ 萌尽狼（もえつきろ）さん ( @asialunar ) の個人サークル） で配布されている ゲームボーイ サウンドフォント 20 MB http://asialunar.info/gbsf.html
(MIDI データ作成にあたっての詳しい説明もこちらです)
れいしう 普通の声 "ら" れいしう 普通の声の "ら" で演奏する
（ch10 のドラムは Eawplus．） 		4 MB http://r.kawashima-lab.co.jp/koeweb/ の reisiuja_06 に 木本雅彦さんがループポイントを設定
れいしう 普通の声 "る" れいしう 普通の声の "る" で演奏する
（ch10 のドラムは Eawplus．） 		4 MB http://r.kawashima-lab.co.jp/koeweb/ の reisiuja_06 に 木本雅彦さんがループポイントを設定
てつじ (低) "わ" てつじ (低) の "わ" で演奏する
（ch10 のドラムは Eawplus．） 		10 MB 勝田哲司さん が公開されている ボクロイド ・プラグイン に含まれている 045*.wav を加工（10000 フレーム以降の切捨て，ループポイント設定）し，1 オクターブ低い音域で使用
てつじ (低) "う" てつじ (低) の "う" で演奏する
（ch10 のドラムは Eawplus．） 		10 MB 勝田哲司さん が公開されている ボクロイド ・プラグイン に含まれている 045*.wav を加工（10000 フレーム以降の切捨て，ループポイント設定）し，1 オクターブ低い音域で使用
「GeneralUser GS」は，いままで「GM & GS」と表記していたものです． オリジナルの表記をそのまま書くことにしました．



MP3 ファイルの bitrate 選択

 MP3 ファイルの bitrate は，bitrateから選ぶことで調節することができます．
ただし，128 kbit/sec よりも高い bitrate を選択しても， 使用している音源のサンプリングレートが高くないため，
音質が上がらない場合が多いです．
なお，SMF, WAV, AIFF は，この選択による変化はありません．

声色の選択と，声にかけるエフェクタの調整

 SMF to MP3， MusicXML to MP3， MML to MP3， では， 歌声生成時に使用する 声色 を，好みで選ぶこともできます．
選択に迷うときは， 「すべて試す」を選択することをお勧めします．

声の拡がり と 声の奥行き を，スライダー，または直接に数値を入力することで調節することもできます．
声の拡がり は，左右への拡がり具合を， 声の奥行き は，残響の時間的な量を調節します．


生成する着うたの調整

 着うた への変換時に， ステレオ か モノラル かを選択することができます．
モノラル を選択すると，音の左右への広がり感がなくなりますがパケット代が半分になります．
あらかじめパソコン上で聴いてみて，どちらが自分に合っているのかを確認しておいてから
携帯電話にダウンロードするとよいでしょう．

着うた への変換時に， サンプリング周波数 を選択することができます．
数値が大きいほど音質がよくなりますが，ファイルサイズが大きくなってしまうため
パケット代が多くかかるようになってしまいます．
これも， あらかじめパソコン上で聴いてみて，どの選択肢が自分に合っているのかを確認しておいてから
携帯電話にダウンロードするとよいでしょう．

着うた への変換時に， ファイルサイズ上限 を選択することができます．
新しい世代の携帯電話でないときに，携帯電話の制約である ファイルサイズ上限 に引っかかってしまい， 演奏できなくなってしまうことがあります．
この選択肢は，それをなるべく避けるためにあります．

お持ちの機種の制限についてよくわからないときは， 300kByte を選んでおいたほうが，音質の悪い 着うた になってしまうかもしれませんが，演奏できる可能性が高くなり無難です．

もし，生成される 着うた のファイルサイズが ファイルサイズ上限 の大きさを超えるようなときには，自動的にサンプリング周波数を落とし， なるべく ファイルサイズ上限 に収まるファイルサイズの 着うた が生成されるように自動調整されます．

「上限なし」を選択すると，ファイルサイズ制限による調整を行いませんので， 長い演奏時間の 着うた を指定した音質のとおりに作成できるようになりますが，新しい世代の携帯電話でないと， まったく演奏できなくなってしまうようです．




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