ただいま、少しずつ執筆しております。Sorry, now preparing...
私が行っている研究
記号処理、知識処理研究の一分野として、
音楽情報処理研究全般に興味をもっており、
なかでも、人間の演奏に含まれる演奏表情
(演奏速度変化、
アーティキュレーション、
強弱変化、
(ピアノ演奏の場合ペダル操作)
など)
に強く興味をもち研究している。
現在、実現しようとしているシステムは、
- 演奏表情付加規則自動獲得システム
- 自動表情付加システム
- 自動表情認識採譜システム
である。
演奏表情に対する基本的な考え
人間が楽譜を見て、演奏に表情を付けられるのは、
あらかじめ楽譜を読み、楽曲の構造を把握しているからであると
考える。もちろん、楽譜上に記されている演奏への表情付けに関する記号の
役割も把握していると考える。
したがって、計算機に自動的に「演奏への表情付け」を行うためには、
「楽曲の構造」と「楽譜上に記されている記号」を計算機が理解することが
必要であると考える。
現在、計算機に、楽譜情報と演奏情報の対を与え、
演奏に表情を付加する規則を、自動的に獲得することに取り組んでいる。
主著論文
- 査読あり論文リスト
-
Kenzi NOIKE, Nobuo INUI, Takashi NOSE, Yoshiyuki KOTANI:
Generating Musical Symbols to Perform Expressively
by Approximate Functions,
Proceedings of the 1996 ICMC, pp. 344 - 345, 1996.
-
Kenzi NOIKE, Nobuo TAKIGUCHI, Takashi NOSE,
Yoshiyuki KOTANI, Hirohiko NISIMURA:
Automatic Generation of Expressive Performance
by using Music Structures,
Proceedings of the 1993 ICMC, 2P-09, pp. 363 - 365, 1993.
- 査読なし論文リスト
-
野池賢二, 乾伸雄, 野瀬隆, 小谷善行:
演奏情報と楽譜情報の対からの演奏表情規則の獲得とその応用
(An Acquiring Method of Expression Rules
by Considering the Pairs of
Expressive Performance Information and Score Information,
and its Application),
情報処理学会音楽情報科学研究会研究報告,
97-MUS-26-16, pp. 109 - 114, 1998.
-
野池賢二:
ピアノ演奏における曲の構造とテンポ,強弱の関連調査,
音楽情報科学研究会会報, No. 46, pp. 19 - 20, 1992.
-
野池賢二, 西岡大祐, 高田正之, 小谷善行:
曲の構造情報から表情付けを行う自動演奏,
情報処理学会第 44 回全国大会講演論文集,
6U-3, pp. 1−403 - 1−404, 1992.
修士学位論文
自動演奏に表情を付加するための曲構造情報の利用
(Generation of Expressive Automatic Performance
by using of Musical Structure Information),
東京農工大学大学院工学研究科電子情報工学専攻 1993 年度修士学位論文, 1994.
要旨(ただいま準備中です)
目次(ただいま準備中です)
表情を付加した曲
ご意見・ご感想・リンク希望などは
noike@fairy.ei.tuat.ac.jp
まで、お気軽にどうぞ。
野池の Web ページのトップページへ戻る。
小谷研究室の Web ページへ行く。
小谷研究室音楽情報処理研究班の Web ページへ行く。