Kindle Unlimited に入っていたので,佐藤秀峰の「Stand by me 描クえもん」を 2巻まで読んだ.
「未来の自分(おっさん)」が「現在の自分(若者)」に助言してくれるお話.
Kindle ストアに 2巻までしかなかったもので,2巻で終わりなのかと思い込んでしまってここ数日でがんばって読み進めてしまったのだけど,まだ続くっぽい.
「「未来の自分」が「現在の自分」に助言してくれるお話」は,私は割と好きなので,続きが楽しみ.
それにしても,フィクションなのですね.うん,フィクションなんだろうなぁ(笑).
原案者や原作者がどれくらいの作業をしているのか(作品に貢献しているのか)は,人によって違うのだろうとは思うのだけど,彼の場合は原案者は何もしていなかったんだろうなぁ.つまり,彼が作品のほとんどすべてを作っていたのだろうなぁ.
「漫画貧乏」にも書いてあったけれど,彼は「海猿」とか「ブラックジャックによろしく」とかのときの権利関係のおかしさ(契約のおかしさ)に,かなり懲りていて,かなり危機感を感じていて,いろいろな形で警鐘を鳴らし続けてくれているのだと思う.
そのときそのときでいろいろな警鐘の鳴らし方をしていて,そのやり方がまずいこともあるけれど,基本的には「契約のおかしさ」,「自分の権利を守ること」を訴えている.
(人間性に難があることもあるけれど,それはまた別の話.)
「Stand by me 描クえもん」は,「「未来の自分」が「現在の自分」に助言してくれるお話」なのだけど,「マンガの出版契約」の件以外のことも題材にして展開していってくれると,個人的には嬉しいなぁ.
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2018年06月01日
「特攻の島」を 9巻(最終巻)まで読み終えた.伊53潜の艦長の豊増清八は,部下のことを思ういい上司だなぁ.最終話「画帳の中の自分」は,よい回だった.主人公である渡辺の風貌と目つきの変遷から,環境や心情の変遷がよく描かれていた.
http://knoike.seesaa.net/article/459708597.html
2016年08月29日
佐藤秀峰の「漫画貧乏」を読み終えた.出版業界の制度のおかしさ,特に報酬の割の合わなさに抗った,彼の試行錯誤のお話.あきらめてしまう人に比べて,すばらしいことだとは思うのだけど,「それをわかっていて,なぜそういう判断になるのかなぁ」という感が拭えない.
http://knoike.seesaa.net/article/441453799.html
2016年08月02日
「特攻の島」を 8巻まで読んだ.
http://knoike.seesaa.net/article/440679756.html
2014年08月04日
「特攻の島」を 3巻まで読んだ.ようやく,読めるお話になってきた.
http://knoike.seesaa.net/article/403192890.html
2011年01月30日
そういえば,「ムショ医」を 2巻まで読み終えてある.
http://knoike.seesaa.net/article/183168653.html
2011年01月30日
彼の狙っていることはわかるし,おおよそ賛同できるのだけど,今現在の彼が描ける作品でそれが叶うかどうか,かなりビミョーだと思う.
http://knoike.seesaa.net/article/183166474.html
2011年01月27日
「特攻の島」の 2巻が出ている.続ける気があったのかー.
http://knoike.seesaa.net/article/182696787.html
2010年07月20日
佐藤秀峰が第二師匠なわけね. 絵柄に似た風味を感じてしまったのは,そのせいか.
http://knoike.seesaa.net/article/156925822.html
2010年07月20日
マンガの「感染列島」を,ようやく読み終えた.
http://knoike.seesaa.net/article/156925467.html
2010年04月24日
「僕から出版社にお金を分配する未来――電子書籍出版秘話」
http://knoike.seesaa.net/article/152843732.html
2009年06月20日
そういえば,佐藤智美は佐藤秀峰の嫁さんらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/152840692.html
2009年04月29日
「ムショ医 (1)」を読んだ.
http://knoike.seesaa.net/article/152840273.html
2008年08月10日
医龍 18
http://knoike.seesaa.net/article/152834522.html