remi でインストールしてある PHP を,5.6 から 7.2 にアップデートした.
基本的な流れは次のとおり.(要所要所でバックアップを取ったり確認したりする作業は必要.)
# yum-config-manager --disable remi-php56
# yum-config-manager --enable remi-php72
# yum --enablerepo=* clean all
# yum update
ここでパッケージの依存関係を解決できないエラーが出てしまう場合は,
エラーが出るパッケージをすべて同時に指定して,先に “一括指定して” インストールする.
# yum install php-mysql php-mysqlnd php-pecl-mysql
update ではなく,install.ひとつひとつ install するとだめで,”一括指定して” install する.「先に “一括指定して” インストール」することで,先にそれらだけをアップデートしてしまうことができ,パッケージの依存関係を解決することができた.
ここでかなりハマってしまって,思いの外に時間を取られてしまった.
エラーが出てしまうパッケージのアップデートが終わったら,念のために
# yum --enablerepo=* clean all
して,
# yum update
で PHP ほか関連パッケージを 7.2 系にアップデートする.
ハマりどころがあったものの,アップデート作業そのものはかなり簡単に行えた.無事に,7.2 の環境になった.
7.3 ではなく 7.2 にした理由は,ownCloud が System Requirements として,「5.6, 7.0, 7.1, and 7.2」と,7.2 までを挙げていたから.WordPress は,「7.2 or greater」だったのだけどー.
もはや,サービスごとにコンテナにしてしまったほうが運用が楽なのかもなぁ… .
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