MuseScore の 3.5.1 がリリースされています.ただ,3.5.1 にもすでに不具合がいくつも報告されているので,3.5.2 が比較的すぐにリリースされるような気がしています.

Pocket

 

「MuseScore 3.5.1 Release | MuseScore」
https://musescore.org/en/3.5.1

「Release notes for MuseScore 3.5.1 (October 9, 2020) | MuseScore」
https://musescore.org/en/handbook/developers-handbook/release-notes/release-notes-musescore-3x/release-notes-musescore-35x-4

「Version information | MuseScore」
https://musescore.org/en/handbook/developers-handbook/references/version-information

 

 

[ヘルプ] → [更新の確認] での通知は来ていませんが,2020年 10月 9日に MuseScore の 3.5.1 がリリースされています.
Release notes にあるとおりで,かなりの数の不具合修正が行われています.

ただ,3.5.1 にもすでに不具合がいくつも報告されていて,[ヘルプ] → [更新の確認] での通知も止められていることから,3.5.2 が比較的すぐにリリースされるような気がしています.

ある不具合が修正されているかと思えば,新たに別の不具合が発生しているので,どのタイミングでインストール済みの 3.5.0 を更新するとよいのか,悩みどころです.

個人的には,3.5.0 で MIDI デバイスをまともに扱えなくなっていたり,MME デバイスの扱いが不安定になっていたりしていることに不自由しているので,このあたりが直されているのかが気になります.

 

 

 

 

==

 

2020年8月7日
MuseScore の 3.5 がリリースされています.
https://noike.info/wp/knoike/2020/08/07/82863/

 

2020年2月23日
musescore.com サイトで,無料アカウントのアップロード数制限をなくしたそうです.なんという大胆な方針転換.
https://noike.info/wp/knoike/2020/02/23/82607/

 

2020年2月21日
OMR ソフトの Audiveris を統合し,PDF を直接に読み込める MuseScore がテスト中のようです.テスト版のバイナリは,Windows 用と Mac 用の両方があり,ダウンロードして試すことができます.
https://noike.info/wp/knoike/2020/02/21/82546/

 

2020年2月9日
MuseScore の 3.4.2 がリリースされています.ほとんどが 3.4.0 以降に起こっている不具合の修正です.
https://noike.info/wp/knoike/2020/02/09/82526/

 

2020年1月28日
MuseScore の 3.4.1 がリリースされています.3.4 から,ユーザーの操作情報を収集する Telemetry が導入されています.私は「送信しない」にしました.
https://noike.info/wp/knoike/2020/01/28/82508/

 

2019年12月7日
MuseScore の 3.3.4 がリリースされています.
https://noike.info/wp/knoike/2019/12/07/82330/

 

2019年11月29日
MuseScore の 3.3.3 がリリースされています.
https://noike.info/wp/knoike/2019/11/29/82307/

 

2019年11月16日
MuseScore の 3.3.2 がリリースされています.3.3.1 は,リリース後に深刻な不具合が見つかったために取り下げられ,幻のリリースとなりました.
https://noike.info/wp/knoike/2019/11/16/82270/

 

2019年11月2日
MuseScore の 3.3.0 がリリースされています.RC 版を 3つ経ての正式リリースです.個人的には,キー操作でパレットをたどって開閉できるようになったことがうれしいです.
https://noike.info/wp/knoike/2019/11/02/82212/

 

2019年8月13日
MuseScore の Nicolas Froment さん(lasconic さん)にお会いできましたー.訪日旅行中だそうです.とても気さくで親切な方でしたー.
https://noike.info/wp/knoike/2019/08/13/82042/

 

2019年7月8日
MuseScore の 3.2.3 がリリースされています.
https://noike.info/wp/knoike/2019/07/08/81921/

 

2019年7月1日
MuseScore の 3.2.2 がリリースされています.
https://noike.info/wp/knoike/2019/07/01/81898/

 

2019年6月29日
MuseScore の 3.2.1 がリリースされています.3.2 には大きめの不具合がいくつかあり,それの修正リリースです.3.2 を使用している人は,アップデートしたほうがよいと思います.
https://noike.info/wp/knoike/2019/06/29/81893/

 

2019年6月26日
MuseScore の 3.2 がリリースされています. 今回は,個人的に興味のある新機能の追加や機能の改善は見当たりませんでした.
https://noike.info/wp/knoike/2019/06/26/81887/

 

2019年5月21日
5月5日に,MuseScore の 3.1 Beta の 2 が出ています.「Option to completely disable Auto Placement」ということで,ついに「範囲を指定した自動配置の無効化」ができるようになったそうです.
https://noike.info/wp/knoike/2019/05/21/81809/

2019年4月23日
MuseScore の 3.1 Beta がリリースされています.新機能のうち,個人的には,「Single-note Dynamics」と「High-quality soundfont」に興味があります.
https://noike.info/wp/knoike/2019/04/23/81508/

 

2019年3月18日
MuseScore の 3.0.5 がリリースされています.「~するとクラッシュする不具合を修正しました」系の修正が多いので,3.0.x を使っている人は,アップデートしておいたほうがよさそう.
https://noike.info/wp/knoike/2019/03/18/81470/

 

2019年3月5日
MuseScore の 3.0.4 がリリースされています.3.0.4 は,3.0.3 に重大な不具合が 2個(3個?)あったために急遽リリースされた hot fix です.とはいえ,それ以外の機能改善などもあります.
https://noike.info/wp/knoike/2019/03/05/81426/

 

2019年1月31日
MuseScore の 3.0.2.5315 がリリースされました.昨日にリリースされた 3.0.2 は 3.0.2.5312 で,そのバージョンには workspace に関する書き込みエラーが発生する不具合があり,急遽,それの修正アップデートがリリースされています.
https://noike.info/wp/knoike/2019/01/31/81367/

 

2019年1月16日
MuseScore の 3.0.1 がリリースされました.
https://noike.info/wp/knoike/2019/01/16/81318/

 

2018年12月26日
MuseScore の Ver. 3 が正式にリリースされました.Ver. 2系がリリースされたのは 2015年 3月25日ですので,約 4年ぶりのメジャーバージョンアップです.
https://noike.info/wp/knoike/2018/12/26/81225/

 

2018年09月11日
いつのまにか,MuseScore のモバイルアプリが Freemiumモデルに移行していました.以前に有料版アプリ「Songbook」を購入していた人は,新しいアプリのほうでもフルに機能を使えるそうです.とはいえ… .
http://knoike.seesaa.net/article/461598022.html

 

2018年08月01日
MuseScore の 2.3.2 がリリースされたそうです.
http://knoike.seesaa.net/article/460833520.html

2018年07月06日
MuseScore の 2.3.1 がリリースされました.同梱されている言語ファイルも更新されていますので,Windows用を日本語で使用しているときに拡張機能のインストールに失敗する不具合も解消されています.
http://knoike.seesaa.net/article/460384582.html

 

2018年07月01日
Windows 用の MuseScore 2.3 で,ストレージ(ディスク)に十分な空きがあるにもかかわらず,ストレージ容量不足と言われてしまって拡張機能(Extension Packs)がインストールできない場合の対処方法.
http://knoike.seesaa.net/article/460277309.html

 

2018年07月01日
MuseScore の 2.3 が公式にリリースされました.個人的には,新機能の「Extension Packs(拡張機能)」の導入に興味があります.
http://knoike.seesaa.net/article/460277116.html

 

2018年04月05日
MuseScore が 2.2.1 にアップデートされました.2.2 のリリースから,まだ 10日です.いくつかのリグレッション(機能後退)が見つかったそうで,それを直したリリースのようです.
http://knoike.seesaa.net/article/458594746.html

 

2018年03月28日
MuseScore の 2.2 がリリースされました.いままでと同様に無料で使えます.同梱サウンドフォントがMuseScore_General.sf3になりました.個人的には,何も追加インストールすることなくMIDIデバイス出力,MP3ファイル変換ができるようになったこと,サポートするMusicXMLのバージョンが3.1になったことが嬉しい.
http://knoike.seesaa.net/article/458383899.html

 

2018年02月20日
MuseScore社が,Ultimate Guitar社に買収された(買収してもらった)らしいです.UG社の傘下になったものの,MuseScore 自体は GPL v2 のオープンソースソフトウェアであり続けるそうです.リリースが予定されている MuseScore 3 も,いままでと同様に無料で使える予定だそうです.
http://knoike.seesaa.net/article/456995331.html

 

2017年05月29日
MuseScore が,JACK をインストールすることなく直接に MIDI 出力をできるようにしたそうです.現在,テスター募集中です.早速ダウンロードして,Pianoteq を鳴らすことができました.
http://knoike.seesaa.net/article/450345140.html

 

2017年05月02日
MuseScore の 2.1 がリリースされたそうです.多くの不具合修正のほか,開発中の 3 からの機能の取り込みがあります.日本人としては,ScoreView(楽譜上)での日本語入力の改善が嬉しいところです.
http://knoike.seesaa.net/article/449533656.html

 

2017年02月15日
「How will the Braille scores be produced?」のところにある「MSN」って,「Modified Stave Notation(Modified Staff Notation)」の略だったのか.
http://knoike.seesaa.net/article/447035492.html

 

2017年02月15日
OpenScore プロジェクト 「OpenScore – by MuseScore and IMSLP: Open-sourcing music with open source software」
http://knoike.seesaa.net/article/447026740.html

 

2016年04月05日
MuseScore の 2.0.3 がリリースされた.Linux ユーザーにとっては,Linux 版が AppImage で提供されるようになったことが大きなメリットだと思う.それから,先日の fix が反映されていて,「I/O デバイス名の文字化け」が直っていた.
http://knoike.seesaa.net/article/436253581.html

 

2016年03月21日
次の Ver. の MuseScore(おそらく 2.0.3)からは,I/O デバイス名の文字化けが直っているはず… .
http://knoike.seesaa.net/article/435362336.html

 

2015年11月22日
MuseScoreアプリの 1.10.1 が来ていた.目玉は,「ループ再生」機能が追加されたこと. あっ.有料版の MuseScoreアプリの Songbook って,いまは 242円なのか! 以前は600円くらいしたような.値下げされたのか.
http://knoike.seesaa.net/article/430049695.html

 

2015年10月07日
「Mastering MuseScore」の Kindle 版が出ていた.しかも,Amazon プライム会員は無料で読めるらしい.むー,「Mastering MuseScore」の電子書籍版が欲しいよーーー.
http://knoike.seesaa.net/article/427405805.html

 

2015年07月23日
MuseScoreが 2.0.2 に更新された.トリルなどの装飾音が演奏に反映されるようになったり,多くの不具合が直されたりしたらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/422834575.html

 

2015年06月16日
書籍「Mastering MuseScore」が到着しました.楽譜などの図が豊富で,MuseScore 2 できれいな楽譜を作るための操作がわかりやすく書かれていると思います.英語を読むことに抵抗がない人にはよい解説書だと思います.
http://knoike.seesaa.net/article/420793952.html

 

2015年05月06日
MuseScore 2.0.1 で,SFZ 形式の「Salamander Grand Piano, version 3」を使用する方法.
http://knoike.seesaa.net/article/418527312.html

 

2015年05月06日
MuseScore 2.0.1 がリリースされたそうです.2.0.0 から 100個以上のバグが取られたらしいです.個人的には,SFZ 形式のサウンドフォントを使って WAV, MP3 エクスポートをしたときに無音のファイルができてしまう不具合が直ったことが嬉しい.
http://knoike.seesaa.net/article/418515922.html

 

2015年03月31日
MuseScore のポータブルバージョンがあるそうです.管理者権限なしに使用でき,USB メモリなどに入れて持ち運ぶこともできるそうです.
http://knoike.seesaa.net/article/416527670.html

 

2015年03月30日
SalamanderGrandPiano の V2 から V3 への更新内容は,音の細かい調整と,SFZ ファイルの可読性の向上だそうです.ペダルノイズに関する調整は,V2 への更新のときに行われたようです.
http://knoike.seesaa.net/article/416476633.html

 

2015年03月30日
MuseScore で MP3 ファイルを出力するには,LAME の DLL をインストールする必要があります.Audacity 用に配布されているバイナリを使うのが簡単です.
http://knoike.seesaa.net/article/416525602.html

 

2015年03月30日
「バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲を新規に録音し、デジタル楽譜とともにパブリックドメインで公開する「Open Well-Tempered Clavier」プロジェクトが完成した。作品は Web サイトで公開されている。」
http://knoike.seesaa.net/article/416512807.html

 

2015年03月29日
musescore.com に楽譜データをオンライン保存して,楽譜を Web に貼ってみる.せっかくだから,MuseScore 2.0 のオンライン保存の機能を使って,直に musescore.com に保存してみる.
http://knoike.seesaa.net/article/416423736.html

 

2015年03月29日
ついに,MuseScore 2.0 がリリースされました.Windows, Mac, Linux などで動きます.Ver. 1.3 と比べると,UI から何からほとんど全面的に作りなおされた感があります.
http://knoike.seesaa.net/article/416418360.html

 

2015年03月25日
おっ,いつのまにか,SalamanderGrandPiano が V3 になっている.音の調整がなされたらしい.個人的には,ペダルノイズ音の調整に興味がある.あとで,試してみよう.
http://knoike.seesaa.net/article/416199019.html

 

2014年10月22日
いつのまにか,Zazzle の日本向けサイトができていたこともあって,MuseScore マグカップ(ステンレスボトル)を購入してみた. 購入金額の 1割ちょっとが MuseScore 開発チームへの寄付金になるので,MuseScore 開発チームを何らかの形で支援したい人にオススメできます.
http://knoike.seesaa.net/article/407581176.html

 

2014年08月10日
MuseScore Player は,デザインや機能が一新され,名前も MuseScore Songbook に変わったそうです.
http://knoike.seesaa.net/article/403497673.html

 

2014年07月30日
次の Ver. の MuseScore(おそらく 2.0 のこと)では,MIDI 入力から人間の演奏を取り込んで楽譜化するときの能力が少しよくなるらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/402914146.html

 

2014年05月03日
「IMSLP/ペトルッチ楽譜ライブラリー: パブリックドメインの無料楽譜」 著作権的に問題のなさそうな楽曲の楽譜や,演奏の録音データが集められている.
http://knoike.seesaa.net/article/396112823.html

 

2014年03月30日
MuseScore Player が,iPhone/iPod でも動くようになったらしい.600円.購入した人のアプリアップデート(機能追加,不具合修正)は無料でなされていく予定とのこと.
http://knoike.seesaa.net/article/393198473.html

 

2014年03月22日
iPad 用の MuseScore Player が,ついにリリースされたらしい.現状の機能だと 600円という価格設定は高めだけど,アップデートはずっと無料で行われるので,機能追加がされていくと将来的には価格に釣り合うアプリになるはず… .
http://knoike.seesaa.net/article/392226887.html

 

2013年12月06日
MuseScore.com の PDF to MusicXML サービスを試し中.無料で使えるっぽい.PDF to MusicXML 機能の中身は, OMR(光学楽譜認識)ソフトウェアの Audiveris.
http://knoike.seesaa.net/article/382050492.html

 

2013年02月26日
「MusicXML to MP3 with ぼーか郎」で,主に audiveris(ProxyMusic) の出力する MusicXML に対応できるように,MusicXML 処理ルーチンのバグ取りを行いました.
http://knoike.seesaa.net/article/331955118.html

 

2013年08月21日
「Live Piano Sessions」 http://musescore.com にアップロードしてある曲データのURLを指定すると,コンピュータに接続された生ピアノで自動演奏されて,その様子が動画中継されるらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/372577692.html

 

2013年06月15日
musescore.com に楽譜データをアップロードしておけば,任意の Web サイトで楽譜の埋め込み表示,再生ができるようになったらしい.Facebook の場合は,リンクを置いておくだけで埋め込まれるらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/366476816.html

 

2013年04月23日
MuseScore の 2.0 から組み込まれる Zerberus シンセサイザは,SFZ をそのまま音源として利用できるらしい.それから,MuseScore 2.0 に組み込まれる FluidSynth は,SF3(SoundFont3) という,OGG 圧縮を利用した SF2 の改良サウンドフォント形式を音源として利用できるらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/356916010.html

 

2012年12月19日
MuseScore Player for Android が Ver. 1.1 になり,ボタンやラベルなどが日本語で表示されるようになりました.また,.mscz ファイルが開けるようになったり,縦置き表示に対応したりと機能追加がなされています.
http://knoike.seesaa.net/article/308743690.html

 

2012年11月23日
MuseScore の Android アプリがリリースされたらしい.400円.
http://knoike.seesaa.net/article/303437787.html

 

2012年02月17日
「MuseScore 2.0 Roadmap」
http://knoike.seesaa.net/article/252620258.html

 

2011年06月15日
「MuseScore Sheet Music Viewer for iPad」
http://knoike.seesaa.net/article/209920886.html

 

2011年02月11日
MuseScore が,ついに 1.0 としてリリースされた.
http://knoike.seesaa.net/article/185341163.html

 

2011年02月10日
「MuseScore マグカップ」というモノがあるらしい. 購入金額の 15% が MuseScore 開発チームへの寄付金になって,残りが Zazzle ショッピングサイトの運営資金になるっぽい.
http://knoike.seesaa.net/article/185172537.html

 

2010年12月23日
楽譜表示するプログラムを作るときに,次からは,The Feta font を使わせていただくことにしよう.
http://knoike.seesaa.net/article/174679833.html

 

2010年09月03日
「MusicXML to Braille converter」の中の人 @lasconic (Nicolas Froment さん)にフォローしてもらえた. わーい.
http://knoike.seesaa.net/article/161388189.html

 

2010年07月25日
「MusicXML to Braille converter」
http://knoike.seesaa.net/article/157353763.html

 

2009年03月05日
「FreeDots: MusicXML to 点字楽譜」のスクリーンショット
http://knoike.seesaa.net/article/152839243.html

 

2008年03月06日
braille music
http://knoike.seesaa.net/article/152832512.html

 

 

 

Pocket

Roland のワイヤレス MIDI アダプタ,WM-1/WM-1D.7700円と8800円なので,合わせて16500円.高いと思う.一概には比較できないけれども,総じて QUICCO SOUND のほうが上だなぁ,と個人的には思う.

Pocket

 

「Roland – WM-1 | Wireless MIDI Adaptor」
https://www.roland.com/jp/products/wm-1/

「Roland – WM-1D | Wireless MIDI Dongle」
https://www.roland.com/jp/products/wm-1d/

「Roland – Company – ニュースリリース – 2020 – 電子楽器とパソコンやiPadを無線接続して音楽制作/演奏できるワイヤレスMIDIツールを発売」
https://www.roland.com/jp/news/0877/?lang=ja-JP

「ローランド、MIDIを無線化。電子楽器とiPadをBluetooth接続 – AV Watch」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1279445.html

 


 

 


 

 

自分の知りたいことが明確に書かれていないので,自分の推定や想像も含めて,WM-1/WM-1D の機能を整理してみる.

 

・WM-1D は,PC側の USBポートに挿す Bluetooth ドングル.USB MIDI 機器用ではない.そもそも,USB B端子ではなく,A端子の形状.つまり,今回の WM-1/WM-1D は,DIN 5ピンの MIDI 端子を無線化する機器.
WM-1 を MIDI 楽器の DIN 5ピンに挿し,WM-1D を PC の USBポートに挿して MIDI データのやりとりを無線化する,というのが想定されている基本的な使い方.

 

・PC側に Bluetooth 受信機があるのであれば,WM-1D はなくてもよさそう(推定).ただし,これだと後述する FAST MODE での通信ができないので,WM-1 を使う意義が半減してしまう.ということで,結局のところ,WM-1 だけでなく WM-1D も買う必要がありそう.
WM-1 が 7700円で,WM-1D が 8800円なので,合わせて 16500円.高いと思う.

 

・WM-1/WM-1D には,通信方法にモードがあって,STANDARD MODE と FAST MODE がある.

FAST MODE:
いわゆる,「低遅延通信モード」.Roland がいうには,「送受信速度を3ミリ秒にまで早めます」とのこと.想像だけど,この “3ミリ秒” って,”平均で 3ミリ秒” なんじゃないかな.ジッター(遅延時間がどれくらい延び縮みするか,いわゆる「ヨタり」)がどれくらいなのかは,書いてなかった.
FAST MODE は,通信は低遅延になるのだけど,同時接続 MIDI 機器数が 2台に減ってしまうらしい.台数が減るということは,想像だけど,無線 LAN の MIMO みたいな多重接続をして低遅延を実現しているのかなぁ?

STANDARD MODE:
FAST MODE とは違う,低遅延通信ではないモード.悪い言い方をすると,遅延が大きいモード.遅延時間がどれくらいなのかは書いてない.想像だけど,数十ミリ秒から 100ミリ秒くらいかなぁ? Bluetooth は何も工夫しないと 250ミリ秒くらい平気で遅れるし,遅延時間も延び縮みして数十ミリ秒のジッター(ヨタり)が発生するときがあるのだけど,さすがにそこまでひどいことはなかろうと思う(想像).
STANDARD MODE は,遅延時間が大きくなる代わりに,同時接続 MIDI 機器数は 4 台になるらしい.

いずれにしても,素の Bluetooth で複数機器を安定的に同時接続させるのは,結構,面倒なので,それだけでも WM-1/WM-1D を使うことは意義がありそう.

 

・WM-1 は MIDI 端子から電源を取っていないので,バッテリーが必要.MIDI 端子から電源が取れなかったとき用のオプショナルバッテリーなのではなくて,必須.常に必要.これって,結構な短所だと思う.
Roland によれば,「単四乾電池1本で約60時間の連続稼働」ができるらしい.

 

ということで,まとめると,

o WM-1/WM-1D をセットで買えば,比較的簡単に DIN 5ピンの MIDI ケーブルを無線化できる.

x WM-1/WM-1D をセットで買うと,7700円+8800円 = 16500円.高い.

o 結構な低遅延.(平均して)3m秒. ジッターは不明.とはいえ,これならたぶん,手弾きして音源を鳴らしても大抵は問題なく弾けそう.

x バッテリーが必須.しかも,小容量の単四.充電電池を使うことになるのだろうけれど,ライブで使うにしても,家庭内で普段使いするにしても,要注意事項だと思う.

ということになりそう.

 

 

同機能というわけではないので一概には比較できないけれども,総じて QUICCO SOUND の mi.1 Cable や mi.1 II のほうが上だなぁ,と個人的には思う.

QUICCO SOUND のほうは,

o 低レイテンシモードだと遅延は平均 4m秒.
o 低ジッタモードだと,遅延は 50m秒くらいだけど,ジッタが±1m秒.
o 基本的に,バッテリー不要.ただし,MIDI 端子から電源を取っているので,MIDI 端子から電源が出ていないときは,何か工夫をする必要がある.
o WM-1/WM-1D よりも安い.
o 大きさが小さい.

だもの.

 

「mi.1 Cable」
https://quiccosound.com/?pid=152215332

「mi.1 II」
https://quiccosound.com/?pid=152215231

「MIDI対応電子楽器同士をワイヤレスで接続する「mi.1 Cable」登場 | BARKS」
https://www.barks.jp/news/?id=1000185565#utm_source=tw_BARKS_NEWS

「MIDIケーブルをワイヤレス化するmi.1 Cableが先行発売を開始。Bluetooth MIDIの元祖、日本のベンチャー、QUICCO SOUNDが開発 | | 藤本健の “DTMステーション”」
https://www.dtmstation.com/archives/30501.html

 

 

 

YAMAHA のワイヤレス MIDI アダプタは,実使用上はどうなのだろう? 私の周辺だとよい話も悪い話も聞かない.なんというか,話題にさえならない状態.

ただ,DIN 5ピンではない,USB MIDI 機器のワイヤレス化を手軽に実現しようとしたら,現状だと,YAMAHA の UD-BT01 くらいになってしまうんじゃないかなぁ.

 

「ヤマハ | UD-BT01 – インターフェース – 概要」
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/pianos/accessories/interfaces/ud-bt01/index.html

「ヤマハ | MD-BT01 – アクセサリー – 概要」
https://jp.yamaha.com/products/music_production/accessories/md-bt01/index.html

 

 

 

いずれにしても,この分野はまだ新規参入も可能な,若干,”未開の地” なのかもしれないですね.

 

 

 

 

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2016年02月17日
YAMAHA製のBluetoothワイヤレスMIDIアダプター.DIN 5Pin用 MD-BT01と,USB端子用 UD-BT01 がある.mi.1 よりも大きめ.UD-BT01のほうは,もう少しシンプルな形状にならなかったのかなぁ? 楽器にUSBケーブルを挿して,この大きさのアダプタをぶら下げるのって,なんだかなぁ.
http://knoike.seesaa.net/article/433937463.html

 

2014年10月12日
「Wireless MIDI Interface mi.1」 「通常販売は2014年10月を予定しております。」
http://knoike.seesaa.net/article/406980587.html

 

2014年05月09日
「元ヤマハ技術者達が開発する世界初の電源不要ワイヤレスMIDIデバイス」 設計がイマイチだけど,欲しいデバイスではある.
http://knoike.seesaa.net/article/396582946.html

 

 

 

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yum で update したら WordPress が動かなくなってしまった.5.5.0 から 5.5.1 へのアップデート.どういうふうに解決するのが正しい方法なのかわからなかったのだけど,私は次のようにして解決しました.

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未来の自分のためのメモ.

いつもどおりに yum update をかけたら,その中に PHP関係の更新いくつかとWordPress が入っていた.
深く考えることなくいつもどおりに update したら,WordPress が動かなくなってしまった.
表示されているのは,「デバッグするにはこのページを見てください」というような旨の英語ページ.
WordPress は remi で入れた版で,yum update が行ったのは 5.5.0 から 5.5.1 へのアップデート.

とりあえず,「デバッグするにはこのページを見てください」ページの「learn more」リンク先を見ると,wp-config.php に

define(‘WP_DEBUG’, true);
define(‘WP_DEBUG_LOG’, ‘wp-content/debug.log’ );

などを追記して,ログを見ましょう,とのこと.
言われるままにやってみて,動かなくなった WordPress をブラウザでリロードしてログを見る.


PHP Warning: require(/usr/share/wordpress/wp-includes/sodium_compat/autoload.php): failed to open stream: No such fi
le or directory in /usr/share/wordpress/wp-includes/compat.php on line 333

このエラーメッセージでしばらく Webを検索したけれど,「そのものズバリ」の解決方法は見つからなかった.

「wp-includes/compat.php をいじってしまおうかなぁ… .」と思いつつも,とりあえず,wp-includes/ の中を見ると,sodium_compat/ がない.
小手先の修正でこの場をしのぐのはよくなさそうだ,と考えた.

 

結局のところ,どういうふうに解決するのが正しい方法なのかわからなかったのだけど,私は次のようにして解決しました.
やっていることは,「yum でインストールされた wp-includes/ を,WordPress 公式サイトからダウンロードできる同 Ver. の WordPress の wp-includes/ と入れ替える」という作業.

 

o 公式サイトから 5.5.1 をダウンロードしてくる..tar.gz 形式を選べたので,.tar.gz のほう.
https://wordpress.org/download/

o 現状の WordPress に上書きしてしまわないように,適当な作業ディレクトリで .tar.gz を展開する.

o 現状の WordPress の wp-includes/ をどこかに移動しておく.削除しない.バックアップ保存.

o 適当な作業ディレクトリに展開しておいた WordPress の中から,wp-includes/ を,現状の WordPress の wp-includes/ のあったところにコピーしてくる.

 

これで,とりあえず,WordPress が動くようになりました.

ただ,動くようにはなったものの,WordPress のバージョンアップにともなって動かなくなってしまった,あるいは,PHP の警告が表示されてしまうようになったプラグインがあって,ブラウザにエラーメッセージがわらわら表示されてしまっている.
仕方ないので,エラーメッセージから動かなくなってしまったプラグインを特定して,「無効」にした.「アンイストール」してしまうと,「何のためにどれを使っていたのか」がわからなくなってしまうので,とりあえず,メモ代わりにするために「無効」にするだけにしておく.

これで,エラーメッセージが何も表示されることなく WordPress が動くようになりました.

 

エラーメッセージが表示されることなく動くようになったので,[ダッシュボード] の [サイトネットワークをアップグレード] で WordPress のデータベース(内部情報)を更新.
無事終了.

 

これで,解決したような気がするのだけど,よくわかりません.自信がない.

ということもあって,この記事をテスト代わりに書きました.

 

それにしても,今回のバージョンアップで動かなくなってしまったプラグイン,「Movable Type・TypePad インポートツール」の代わりはないものか.
これが動かなくなると,結構,困る人がいるんじゃないかなぁ… .

「Movable Type and TypePad Importer – WordPress plugin | WordPress.org」 
https://wordpress.org/plugins/movabletype-importer/

 

 

 

 

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例の「右ALT のキーコードを左ALT のキーコードにしてしまう」yamy の設定ですが,この設定だとだめだわー.ALTキーとしては使えなかったわー.ということで,ひとまず,この設定を使うのはやめることにしました.

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例の「右ALT のキーコードを左ALT のキーコードにしてしまう」yamy の設定ですが,この設定だとだめだわー.
これって,左ALT になっているわけではなかったわー.ALTキーとしては使えなかったわー.たまたま,mintty のときだけ意図どおりに動いていただけだったわー.

かといって,

key RightAlt = &VK( MENU )

のかわりに,

key RightAlt = LeftAlt

としても意図どおりにはならないし… .(右ALT のキーコードのままになっている?)

 

ということで,ひとまず,この設定を使うのはやめることにしました.
右ALTキーは右ALTキーのままで,mintty のときは左ALTキーを使うことでしのぐことにしました.

 

むぅ… ,yamy の設定ファイルの書き方の問題だと思うのだけど,よくわからない… .

 

 

 

 

 

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2020年8月20日
例の「右ALT のキーコードを左ALT のキーコードにしてしまう」yamy の設定ですが,mintty のときだけでなく常時そうしてしまうことにしました.
https://noike.info/wp/knoike/2020/08/20/82942/

 

2019年1月21日
Cygwin の mintty で,左ALT+F2 だと新しく開けるのに,右ALT+F2 だと開けない不具合があったので,yamy で右ALTキーのキーコードを左ALTと同じキーコードに変えてしまうことで対処した.
https://noike.info/wp/knoike/2019/01/21/81340/

 

 

 

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(2020-08-23 追記修正) 例の「右ALT のキーコードを左ALT のキーコードにしてしまう」yamy の設定ですが,mintty のときだけでなく常時そうしてしまうことにしました.

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(2020-08-23 追記修正: ALTキーとして機能していなかったので,この設定を使うのはやめました.
https://noike.info/wp/knoike/2020/08/23/82964/

 

例の「右ALT のキーコードを左ALT のキーコードにしてしまう」yamy の設定ですが,mintty からフォーカスがはずれたときに ALTキーが押下されたままの状態になってしまうことがあったので,mintty のときだけでなく常時そうしてしまうことにしました.

# ↓ window mintty をやめ,常に有効にした.
# window mintty /mintty.exe/ : Global
       # 右 ALT を 左 ALT にする
       mod alt -= RightAlt
       key RightAlt = &VK( MENU )

# window Global # keymap を元に戻す

他のアプリへの影響や,そもそも最近の Cygwin だとどうなのか,などは調べていません.
何かうまい設定の方法があるのかもしれませんが,とりあえず,私としてはいまのところこれで問題なさそうです.

 

 

 

 

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2019年1月21日
Cygwin の mintty で,左ALT+F2 だと新しく開けるのに,右ALT+F2 だと開けない不具合があったので,yamy で右ALTキーのキーコードを左ALTと同じキーコードに変えてしまうことで対処した.
https://noike.info/wp/knoike/2019/01/21/81340/

 

 

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